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有田焼・波佐見焼について
ARITA & HASAMI
有田焼
佐賀県の有田町周辺でつくられる磁器。
16世紀末より、有田に移住した朝鮮人陶工たちにより陶石が発見され、日本国内で最初につくられた磁器としても有名です。
それから400年にわたり日用品のみならず装飾品としても利用され、また、有田焼の中でも特に優れていたものは、皇室へ献上されていた歴史もあります。
薄くて軽いため繊細なイメージがある有田焼ですが、耐久性に優れており陶器よりも丈夫だと言われています。さらに、磁土と石の粉を混ぜて作られるため、きめ細やかでなめらかな手触りを楽しむことができます。
また、素地が白いため絵付けにも適しており、鮮やかな色で描かれる繊細な絵付けも魅力です。
波佐見焼
有田焼が生産される佐賀県有田町と隣り合う県境に位置する波佐見町周辺でつくられる陶磁器。
400年以上の歴史を持ち、現在でも日用食器のおよそ16%のシェアを誇ります。
唐草模様を筆で描いた丈夫で壊れにい「くらわんか椀」波佐見焼の代表作として多くの焼き物ファンに愛されています。
波佐見焼の特徴は、白磁の美しさと、呉須(藍色)で絵付けされた繊細な染付の技術です。時代に合わせて改良を続けながら、庶民の器としてさまざまな日用食器が誕生しました。
いまも長崎県最大の窯業地であり、日用和食器の出荷額は全国3位を誇ります。
製造工程
PROCESS
STEP 1
成形(せいけい)
陶陶石から粘りのある土をつくり、成形します。
回転台に土を置き手で成形する「ろくろ成形」と、土を型に流し込む「鋳込み成形」、主にこの2種類の作成方法があります。
STEP 2
素焼き(すやき)
成形したものを陰干に乾燥させた後、約900℃で焼成する。
焼成することで壊れにくくなり、絵付けもしやすくなります。
STEP 3
下絵付(したえつけ)
絵模様の輪郭を描く「線描き」や、線描き中の塗り「濃み(ダミ)」を行います。
STEP 4
施釉(せゆう)
上に釉薬をかけることで焼くとガラス状の薄い皮膜をつくります。
STEP 5
本焼き(ほんやき)
1300度の高温で焼き上げる。
「焙り焚き」「攻め焚き」「揚げ火」と3つの焼き方があります。「染付」「白磁」「青磁」「瑠璃」は、本焼きが終わった時点で完成となります。
STEP 6
上絵付(うわえつけ)
焼き上がったものに色絵具で色をつけます。
STEP 7
焼成(しょうせい)
絵具を定着させるため、720度~830度で焼き付けて完成です。
窯元紹介
INTRODUCTION
徳幸窯
TOKUKOU-KAMA徳幸窯
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- 所在地
- 佐賀県西松浦郡有田町応法丙3841番地1
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- 創 業
- 1865年
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- 従業員数
- 15名
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- Website
- http://aritayaki.com/
福泉窯
FUKUSEN-KAMA福泉窯
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- 所在地
- 佐賀県西松浦郡有田町赤坂丙2842-3
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- 創 業
- 1952年
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- 従業員数
- 18名
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- Website
- https://fukusengama.co.jp/
安楽窯
ANRAKU-KAMA安楽窯
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- 所在地
- 佐賀県西松浦郡有田町南原甲781
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- 創 業
- 1938年
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- 従業員数
- 13名
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- Website
- http://www.anrakugama.jp/
よくあるご質問
Q & A
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- カタログはありますか
- HPご覧ください。他商品、ギャラリーにて取り揃えております。お問い合わせ等につきましては、お気軽にご連絡ください。
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- 大量ロットでの発注・OEMは可能でしょうか
- 可能です。色見の変更等、何なりとお気軽にご相談ください。
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- 納入までの期間どのくらいですか
- 型の有る商材に関しては、数量にもよりますが、 3週間程度にて取り扱っております。
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